2003-06-06 第156回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
国営事業として、このような基礎的生活保障サービスを国民にとって身近な郵便局を通じまして全国あまねく提供する、こういった意義は引き続きあるものと考えているところでございます。
国営事業として、このような基礎的生活保障サービスを国民にとって身近な郵便局を通じまして全国あまねく提供する、こういった意義は引き続きあるものと考えているところでございます。
センターリンクは連邦家族・コミュニティー省の外局で、職業紹介や年金等各種の給付など、医療以外の生活保障サービスを総合的に行う機関であります。失業者に対しては、約二百社の企業により構成されるジョブネットワークシステムを通じて求職活動を支援しており、必要に応じて職業訓練プログラムを提供しています。
簡易保険では、国民に基礎的な生活保障サービスを提供するという観点から、近年においては、平成七年四月に、要介護状況になった場合に年金を割り増しして支払う介護割増年金付終身年金保険、大変長たらしい名前でありますけれども、こういうものを新設させていただきました。さらに、平成九年一月には、老後に夫婦の片一方の方が亡くなった場合の生活の支援をするために、特別夫婦年金保険というものも新たに設置いたしました。
今後とも、豊かな社会の構築に向けて、国民の基礎的な生活保障サービスを提供するという簡易保険の趣旨にのっとって積極的に対応してまいりたいと考えております。
○野田(聖)国務大臣 一病息災の保険に関しましては、多くの皆様方から御要望があるにもかかわらず、まだ民間生保の方で十二分にそういう商品開発がなされていないということで、その補完というよりも、やはり簡保の役割というのは基礎的な生活保障サービスをするということで、そういう役割に基づいて今回こういう保険の導入の御審議をいただいているところでございます。
○国務大臣(野田聖子君) 郵便貯金、簡易生命保険のこれからのあり方ということでございますけれども、私としますれば、これまでどおり引き続き国営事業としての役割、つまり小口の個人を対象にし、貯金とか送金決済など日常生活に不可欠である基礎的金融サービス、そして簡易に利用できる基礎的な生活保障サービスを全国あまねく公平に国民利用者に提供するという役割を果たしてまいりたいと思います。
こうした中で、小口個人を念頭に置いて基礎的な金融サービスあるいは生活保障サービスというものを全国あまねく公平に提供する郵貯や簡保の役割というものはこれからますます大きくなるものと考えているところでありまして、今後とも私どもといたしましては国民利用者の利便が一層向上するよう努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
一方、郵便貯金、簡易保険は小口個人を念頭に置いて基礎的な金融・生活保障サービスを全国あまねく公平に、御存じのようにこれはユニバーサルサービスでございますので、約三千三百の市町村にすべて郵便局があるわけでございまして、二万四千六百のネットワークを持たせていただいているわけでございますが、そういった中で公平に提供するという役割を果たさせていただいているわけでございます。
その中で、国民の基礎的生活保障サービスでございます簡易保険事業の役割はますます重要になるという基本的な認識をいたしている次第でございます。こうした観点から、老後の生活や介護などの分野におきまして、国民の自助努力を支援する商品、サービスの提供に積極的に取り組んでいるところでございます。
私も、民間と違うのは非営利の保険であるということで、国民の生活保障サービスの自助努力を助けるといっても、やっぱり政策的な意図でもって運営されるそういう保険なんだろうと思っているところでございます。